| '94NSR250R-SE(MC28) Silencer OH for ETHOS |
〜 エトスサイレンサーオーバーホール 〜
エトスのサイレンサーOHです。エトスのサイレンサーは入口と出口の部分がともにインナーパイプに溶接されていて一体となっています。また、リベットもラージフランジのものが使われています。今回は住宅用の断熱材を使ったいい加減なOHですが、構造とか参考になればと思います。
サイレンサーはオカマを掘られたときのものです。予備でとってました。ほんのちょっと曲がっていますが修正して使います。
1.サイレンサーの分解
左右のサイレンサーでインナーとアウターの組み合わせを混同しないようにします。
また、インナーとアウターの回転位置も元通りに取り付けられるようにマーキングしておきます。
まず、リベットの頭をドリルでもみます。リベットの先はサイレンサー内に残りますが、中途半端に出てきてるようなら押し込んでおきます。
リベットが全部取れたら、サイレンサーのアウターパイプをしっかり持って体重をかけます。するとインナーとアウターがずれてきます。
インナーとアウターが分離できました。ウールはオイルでギトギトですね・・・。
2.ウールの取り付け
今回は住宅用の断熱材をウールとして使いました。ホームセンターで1巻き98円で売っていました。またウールをとめるための針金を少々。リベットは下穴径に対しフランジ部分が大きいラージフランジのものでホームセンターでは手に入らず通販で購入しました。
ウールを取り付ける前にインナーパイプのフランジ部、アウターパイプの内側を脱脂します。接合部分のオイル漏れを防ぐためにしっかりと行います。
僕はインナーパイプ内側にカーボンの堆積が見られたのでチャンバークリーニングで使ったパイプクリーナーで処理してみましたがこれは失敗でした。
2日ほど漬け込みましたが、パンチングの部分がスチール(?)でできていたためさびを通り越し完全に溶けてしまいました。
部分的にかなりやせ細ってます。(悲劇の模様はこちら・・・)
また、ウールを巻くときはゴム手袋を着用したほうがいいです。あとでチクチクして後悔します。写真の巻き方はいけてませんが、できるだけカッチリと巻きいていき、最後に適当に針金で固定します。
3.インナー、アウターの接合
いよいよインナーとアウターの接合です。
ウールが偏らないように注意しながら少しずつインナーをアウターに入れていきます。
インナーがほぼ入ったら、フランジ部分にガスケットをたっぷりと塗ります。僕は安くてシール性が意外に高いバスコークを愛用しています。
また、リベット用の穴の周辺にも塗っておき、穴自体にも注入しておきます。
リベットが全部の穴に問題なく刺さることを確認できたら、対角に止めていきます。
最後に余分なガスケットをふき取ります。
バスコークの場合は、フランジ部分は布で拭き取ってしまわず指で押し込むようにして余分を拭い取るときれいに隙間が埋まります。
完成!それほど手間はかかりませんがあんまり気の進まない作業です。それでもきれいになったサイレンサーは気持ちいいです。
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